本日、10月1日は「法の日」です。
1928年(昭和3年)の10月1日に陪審員法が施行されたことに由来して決められた記念日で、法の役割や重要性について考えるきっかけとなるようにと定められたそうです。
法の日に寄せて、制度のことを考えてみました。
成年後見制度は民法に基づいた、判断能力が不十分な人を法的に守る制度です。そして、ご本人の意思を尊重しながら支援をするのが後見人等です。
厚労省によれば2025年には認知症のある人は高齢者の5人に1人になる見通しです。この事実一つをとってみても、今後、成年後見制度の必要性がますます高まってくることは間違いないと思います。
ですが現在、制度の名前を初めて聞いたという方も珍しくなく、内容についても誤解があったりと一般的には浸透していないのが事実で、より一層の周知の必要性があります。
成年後見制度やその関連諸制度が住民の皆様にとって身近なものになり、全ての人が平等に選択の機会を与えられ、自分らしく生活できるようになっていってほしいと思います。