画像は、秋田市某所の紅葉です。
快晴だったこともあって、思っていた以上にとても綺麗な紅葉でした。みなさんも、紅葉狩りを楽しんでいらっしゃるでしょうか?
さて、今日は申立の動機について触れたいと思います。
令和2年1月から12月までの全国の家庭裁判所の成年後見事件の処理状況の取りまとめを見ると、申し立ての動機について、預貯金等の管理・解約が37.1%と最も多く、ついで身上保護、介護保険契約、不動産の処分、相続手続き、保険金受取、訴訟手続きとなっています。
成年後見の申立ての動機は様々ですが、お金に絡んでの理由から申立てに至ることがとても多いとわかります。
センターに寄せられる申立の相談は、預貯金の管理と身上保護がセットになったご相談が多い印象です。今後も高齢化が進んでいくため、複合的な課題を持つ方々が増え、それに伴い後見制度の利用者は増えていくものと考えられます。