研修会のご報告

こんにちは。

少し前の話になりますが、昨年の12月に「成年後見制度の申立てにおける多職種連携について」というテーマで、研修会を行いました。

講師には鹿角市社会福祉協議会の浅水和也事務局長をお招きし、『成年後見制度は誰のためにあるのか ~利用者のため、それとも支援者のため~』と題してご講話いただき、その後に申立事例の紹介やグループワークを行いました。

グループワークでは、自分の地域で困っていること、悩んでいること、成功事例などについて活発に意見交換がされ、それぞれが抱えている課題について相談することができたよい機会になったのではないかと感じました。

お忙しい中、豊富な経験に基づいた貴重なお話をいただいた浅水様、研修の開催にご協力いただいた能代山本管内の社協関係者や、ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。

この研修会には、能代山本圏域の行政・地域包括支援センター・社協の権利擁護支援を担当する方々が参加してくださいました。研修終了後に参加者の皆様にご協力いただいたアンケートについて、結果をご紹介したいと思います。

(回答者数 18)

問1.本日の研修に参加した理由に近いものはどれですか?(複数回答可)

No                内 容回答数割合
1申立の判断のポイントや過程について知りたかった 829%
2基調講演を聞きたかった 725%
3関係機関との顔の見える関係作りのため1243%
4その他 13%

〈本日の研修の感想や、今後取り上げてほしいテーマなどあればご記入ください〉

・他の地域の職員と情報共有や悩みを共有できて良かった。

・後見業務で実際に行っていること。

・専門員のメンタルヘルスについて(抱え込まないために)

問2.あなたの現在の職種と所属先を教えてください。

No職 種回答数割合
1行政職 320%
2保健・医療職 00%
3福祉職 854%
4介護支援専門員 213%
5その他 213%

No所属先回答数割合
1行政(障害/高齢) 320%
2包括 427%
3社協 746%
4その他 17%

問3.権利擁護支援に関して課題だと感じていることはありますか。(複数回答可)

No                  内 容回答数割合
1日常生活自立支援事業から成年後見制度への移行 417%
2申立ての検討や意思決定支援を行う権利擁護支援チームの形成 730%
3制度の狭間にある課題(身寄りのない人の支援、浪費の管理等)の対応1044%
4難しいと感じることはない 00%
5その他(具体的にご記入ください) 29%

〈問3-3 具体的な内容〉

・身寄りがない、家族と疎遠な方の場合、どこまで支援すればいいのか。             

・アルコールに問題を抱えた方の支援                      

・支援拒否ケース     

〈問3-5 具体的な内容〉

・身上保護を支援者がどこまでやればいいのか                           

・ご本人が支援の必要性を感じていない 

問4 中核機関(名称:成年後見支援センター、権利擁護センター等)に、特に期待することはどれですか。(複数回答可)

No                          内 容回答数割合
1成年後見制度の利用が必要であるかの検討、成年後見制度や関係諸制度に関する相談への対応1031%
2成年後見制度に関する住民・関係者への周知、継続した研修の実施 721%
3必要書類の説明や申立書の書き方等の申立支援 721%
4市民後見人の育成・活躍支援 412%
5関係機関との連携支援(地域連携ネットワークのコーディネート) 412%
6その他(具体的に) 13%

問5 その他、成年後見制度の利用促進に関係して、望まれる点等がありましたらご自由にご記入ください。

・後見人に対して、親族が不信感を持ち、相談された時の対応をどうすればいいか。


アンケートの結果から、支援者間の縦横の連携、仲間とのつながりを求められていることが伺えました。相談できる相手がいないと苦しいのは誰もが同じですね。

また、ちょっとした生活支援があれば自立した生活ができるはずが、つなげる社会資源や制度がない、いわゆる制度の狭間の問題について課題を感じている方が多いことがわかりました。

一朝一夕には解決できないことがたくさんありますが、これからも地域の皆様や関係者とつながり相談しながらお互いに支え合っていければと思います。

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